相双地域とは?

福島県の沿岸部である浜通りと呼ばれるエリアの中の、いわきを除いた12市町村が「相双地区」と呼ばれています。
(新地町、相馬市、南相馬市、飯舘村、広野町、楢葉町、川内村、富岡町、大熊町、双葉町、葛尾村、浪江町)
相双フィルムコミッションとしては、田村市、 川俣町を含んだ14市町村を対象に、相双地域と設定し活動しています。
東京からは、電車・車ともに約4時間、仙台空港からは約1時間半で訪れることができるエリアです。
年間を通して天候は安定し、東京と同じような頻度でしか雪も降りません。
福島第一原発の原子力災害により、多くの地域で避難を余儀なくされましたが、現在は一部の地域をのぞいて住民が生活できるようになり、復興に向けて新たな歩みを進めるエネルギッシュな地域です。

文化

「相馬野馬追」という毎年7月最終週末の3日間にわたって行われる祭典で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
約400騎の騎馬武者が甲冑をまとい、腰に太刀、背に旗指物をつけて野原を疾走する、力強く勇壮な様は時代絵巻さながら。
街中を馬で練り歩く「お行列」という儀式も行われるため、馬を使った撮影も条件次第では可能です。

産業

火力発電などのエネルギー事業が地域の産業を支えており、震災後は福島イノベーション・コースト構想に基づき整備された、ロボット・宇宙産業も新たな産業の1つです。特に「福島ロボットテストフィールド(RTF)」は陸・海・空のフィールドロボットの一大開発実証拠点となっています。